秋田犬の歴史・起源

発祥地の秋田県以外では「あきたけん」と呼ぶ人が多いですが、「あきたいぬ」というのが正式名称です。

秋田犬は日本犬種のなかで、もっとも有名であり、敬意を払われている犬種といえます。この秋田犬の先祖となる犬たちは、「猟犬」や「マタギ犬」という名前で呼ばれていました。

それから300年ほどの間に、秋田犬は頭数においても質においてもどんどん変わっていくことになります。人気は徐々に高まっていき、1972年にはAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)に認定されることになります。その後もこの犬種は着々と賞賛を集め、人気も上がり続けてきました。

秋田犬の特徴・性格

大型犬で体、肢、吻は、がっしりとしています。
毛色は茶色(赤毛)が一番多く、虎毛、白毛と3種類に分けられ、三角の立ち耳やクルリと巻いた巻き尾などが特徴的です。
過去には闘犬・狩猟犬として飼育されたルーツから、高い身体能力を誇り、力も非常に強いです。

忠義や忠誠といったらこの犬種名があがるほど、この犬種の義理がたい一面は公認されています。飼い主のために働き、飼い主の家族を守り、飼い主のために全力で尽くそうとします。
見知らぬ人に対しては警戒心がつよい傾向にあるので、番犬として飼われることも多いようです。